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アクセスログを読みこなす「日経NET BizPlus」 連載

category
公開論文
writer
杉田 裕一
series
IT&マーケティングEYE 第25回
date
2004年5月27日
themes
調査・分析

ウェブのアクセスログ。見れば単純な数値、それも量や時間の羅列なのだが、アクセスユーザーが何を見たのか、どう行動したのかをつなぎ合わせて見ていくとそれは迷路のように何通りもの道筋をたどっているはずである。その迷路からウェブのパフォーマンスや課題を見つけだすためにはその道筋や数値がどのような意味があるのかを読みとっていくことが大切である。それぞれの道筋がどのコンテンツ種別だったのかと考えれば、なんの数値を読みとることが重要か分かってくる。アクセスログは直接の数値からではなく、コンテンツ種別との掛け合わせで評価することが正しい。今回は、アクセスログの読み込み方について考えてみよう。

アクセスログ収集方法はサーバー蓄積型とパケットフィルタリング型
まず基本的な整理からおこなってみよう。アクセスログの収集方法は、

  1. サーバー蓄積型:ウェブサーバーに蓄積されたログを後から取り出して見る方法
  2. パケットフィルタリング型:ウェブサーバーとは別にトラッキングサーバーで通過するパケットログを収集する方法

に大別される。多くの場合は前者のサーバー蓄積型を採用されていることと思うが、パケットフィルタリング型が増加してきている背景には、リアルタイムでログ分析できることやサーバー蓄積型では収集できないDB連動のone to oneコンテンツのログがとれることなどがあげられる。

チェックポイント1 流入/活用/流出
アクセスログのチェックには、「流入」「活用(閲覧)」「離脱」を分けて見ていくことが大切である。

「流入」:まずサイトアクセス全体の量をチェックするためには、アクセス経路を見極めていくことである。例えば、検索サイトからの流入が多いのか、相互リンク先からの流入が多いのか、他のサイトからではなく(カタログや広告をみて)直接URLを入力されてのアクセスなのかなどログから読みとることができるだろう。検索されているワードは何かなどもチェックすれば、コンテンツ表記もそのワードを多く使うことなどで、さらにアクセスは増えてくるだろう。少しでもビジネスに近づけることが可能なアクセスはどこからの経路かを考えながら、現在の流入が適切なのか考えることがポイントとなる。

「活用(閲覧)」:もっとも基本となるログのチェック項目は、この「活用(閲覧)」である。まずコンテンツグループごとのアクセス数から、トップページからの大きな道筋がどれか特定をし、中心的道筋を探す。場合によっては、中心的道筋が複数あってもよい。そして、その中心的道筋が、自社のビジネスプロセスと上手く関わる道筋ができていたら合格である。もし、ビジネスプロセスとギャップがおおきくあるようであれば、ウェブサイトはたとえ流入がうまくいっていても、機能していないこととなる。

「離脱」:これは案外見過ごされがちのログなのであるが、どのコンテンツからアクセスが途切れるかをチェックする項目である。ウェブサイトには、途切れてもよい箇所とよくない箇所がある。簡単に言えば、各コンテンツグループの終点での離脱は一つの行程が終わったと考えてOKとし、行程途中での離脱は何らかの要因があると考える必要がある。例えば、資料請求コンテンツグループでは、「サンキュー画面」までたどり着いての離脱はOK、入力段階での離脱はNG。だとすると入力項目が多すぎるのか、難しすぎるのかなど要因を探ることができるというわけだ。

コンテンツグループごとのチェックポイントの違い
ウェブサイトのコンテンツを「情報系コンテンツ」「レスポンス系コンテンツ」「教育・啓蒙系コンテンツ」に大別した場合、それぞれのコンテンツでチェックポイントが異なるため、さらに解説したい。もっとも多い「情報系」は、アクセス量によるチェックが大切である。まず全体量が下がれば、ウェブサイトの活性度が下がっていると判断し、そしてそれぞれのコンテンツグループごとの人気ランキング下位のコンテンツを入れ替えるなど対策を打たなければならない。

次に「レスポンス系」は先の例にもあるとおり、「離脱」に注目しチェックしたい。また、どの流入からのアクセスが、レスポンスに結びついたかも重要である。

「教育・啓蒙系」では、どれぐらいじっくり見てくれたかの「滞在時間」と「リピートアクセス」についてログをチェックすることが重要である。

ログは表でなく、マップで見るとわかりやすくなる。
以上のようにログの見方は、アクセスの入り口から出口までの道筋で見ることが重要であると述べた。その道筋を見ていくためには、表で数字を並べていくのではなく、道筋マップにして見ていくことがわかりやすいようだ。1週間ごと、1ヶ月ごとにマップの変化をみることで、ウェブサイトのパフォーマンスを正確に把握し、課題の箇所も抽出できるようになるはずである。

ログ数値でなく流れで見ることが、ログの読みとりには効果的である。

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